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2020.06.26

2020年6月コラム

「新型コロナウイルス」の感染は全世界に広がり、感染者は1千万人に、死者は50万人に迫ろうとしている。これまでは、中国を発端にヨーロッパや米国、日本、韓国など、一定の医療水準のある地域での感染であったが、現在、ブラジルなど中南米を中心として猛威をふるっており、今後アフリカなどでも感染拡大が最も懸念される。 これら地域では「貧困」とコロナ感染という二重の不幸が人々を襲う恐れがある。

 

現在、最も被害が大きい米国では、コロナ感染症による死者が、朝鮮、ベトナム、イラクの各戦争で死んだ米軍人の人数を超えているとされており、6月23日、ニューズウィーク日本版は、「米国の新型コロナウイルス感染による死者数が12万人を超えたことが22日、ロイターの集計で明らかになった。第1次世界大戦の戦死者の数を超えたことになる」と報道した。

世界大戦を引き合いに出しての報道に、あらためてその深刻さがうかがえる。

 

WHOのテドロス氏は「私たちがワクチンや治療に関する研究を続ける間も、今ある手段でできることすべてを行って感染を抑え、人命を救うという喫緊の責任がある」と表明している。

今まさに、世界各国が協力し合いながら、この世界史的な危機をいかに乗り越えていけるかが、問われているように思う。