委員長のあいさつ

 労働組合は助け合いの組織です。「一人はみんなのために、みんなは一人のため、お互いさん!!」を合言葉に、より良い賃金労働条件や職場の課題解決、平和な社会の実現をめざして力を合わせて活動することが原点です。
 
しかし最近はどの労働組合においても、「組合ばなれ」の傾向や役員の担い手確保が難しいといった悩みを抱えています。あらためて労働組合の原点をみつめ直し、「一人ひとりの組合員が労働組合を構成し、組合運動を進めるのは一人ひとりの組合員だ」と実感できるような活動をどう創り出していくのかを組合員のみなさんと一緒に模索していきたいと思います。   労働組合が組合員をサポートし、賃金や労働条件の改善をめざすことは当然ですが、私たちの住む世界が平和で、地域や社会がより良いものにならなければ、本当の意味で安心して働き続けることはできません。
 
現実の社会をみると、新自由主義、グローバリズム、市場万能、自己責任が推進され、職場では能力主義・実績主義に基づく競争原理が強まっています。人々は将来不安を増大させ、社会全体の閉塞感が高まっています。こうしたなかで、排外主義や偏狭なナショナリズム的主張が人々に受け入れられています。
   
労働組合として、日本国憲法が掲げる普遍的な理念を広げ、社会的包摂と連帯を再生させ、「互いに助け合い、支え合い、分かち合う社会」にむかって、みんなで一歩ずつ行動していくことが、今、必要であると思います。
 
そのために組合員の皆さんとともに幅広い運動に取り組みたいと思います。ともにがんばりましょう。