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2020年8月コラム

~戦後75年~

 

2020年8月。

ヒロシマ、ナガサキから、そして終戦から75年を迎えた。

戦争や平和、核の問題を問い直す節目の年である今年。

 

しかし「新型コロナウイルス」の影響で原水禁大会も人々が集まれず、

大会の内容は「YouTube」を使ったオンライン配信となった。

人々のさまざなま運動、取り組みが「新型コロナウイルス」の影響を受け、

歯がゆい思いをしているのは私だけではないと思う。

 

憲法改正の動きとともに、自民党を中心に「イージスアショア」の配備計画の頓挫を口実に、「敵基地攻撃」の議論が高まっている。

 

そんな中、8月15日、政府主催の「戦没者追悼式」での安倍首相のあいさつを聞いた。あいさつの中に「戦争への反省」の言葉はなく、「積極的平和主義」という言葉が初めて登場した。まさに彼の歴史認識と戦争観のあらわれである。

 

1945年8月15日の終戦から75年。長い月日がたち、日本の「今」を生きる人々の8割以上が私を含め「戦争を知らない世代」だ。

 

戦争とは何だったのか、戦争の時代とは何だったのか。

安倍政権のもとで、平和憲法がないがしろにされ、専守防衛の枠組みが崩され、空母や巡航ミサイル配備が現実化する中にあって、私たちは、あらためて、歴史を振り返り、歴史に学び、「今」を問わなければならない。

 

安倍首相のあいさつを聞いて、あらためて、そう思う。