2019.11.13
「ONE TEAM(ワンチーム)」
日本中を盛り上げたラグビーW杯。「日本代表」チームがチーム作りの合言葉、スローガンとしていた「ONE TEAM(ワンチーム)」。
「日本代表」チームの選手は日本を含めた7ヶ国の出身者から選ばれている。
異なるルーツや文化、背景を持つ選手たちが、お互いを認め合い、リスペクトし、日本の歴史や文化を学び、共通の目標に向かって、それぞれの力を出し合い、「一つのチーム」になる。
排外主義やナショナリズム的な風潮、不寛容な雰囲気が強まっている日本社会にあって、この「ONE TEAM(ワンチーム)」の思想、日本代表の活躍とそれを応援するサポーター(にわかファンも含めて)の姿に、一つの可能性を見出した感じがする。
異なるルーツ選手たち。体格の大きな選手、小柄な選手、俊足など「多様な個性」が集まり、それぞれがそれぞれの力を出し合い、そしてフォワード、バックスが一体となってチームを形作る。
そうしたありようが、これからの日本社会に必要ではないのか。
そして、労働組合でも同じだ。
「ONE TEAM(ワンチーム)」をめざしていきたいと思う。